作成動機
少し前(2022年9月末)に、Instagramのアカウントが凍結→削除されるハプニングがありました。
断捨離のモチベーションを上げたくていろんな投稿を見ていただけなのですが、短時間でのいいね&フォローのしすぎがスパム行為と見なされたようです。
そう頻繁に投稿してはいなかったものの、10年以上のライフログがなくなるのは想像以上の喪失感でした。
(覚えてる?10年前のiPhoneのカメラってガラケーよりもずっと画質が悪かったよね。それを味わいととらえてトイカメラ風のフィルターを楽しめるアプリのひとつがinstagramだったんだよ。そういえば、ハリネズミカメラのフィルムが製造されなくなったのもちょうどその頃だったっけ…。)
たまたまそのすぐ後にTwitter社の買収が話題になったこともあり、私もSNSに振り回されない自分の「おうち」みたいなものが欲しいと思いました。
つまりホームページよ。独自ドメインを取ってしまえば何かのサービスが終了しても怖くありません。WordPressが使えなくなって手打ちhtmlのクソダサいサイトになることはあっても、「おうち」がなくなることはないでしょう。
また、TwitterやFacebookは自分の投稿を情報のストックとするのには向いてない、という不便は前から感じていて、読む側としてもある程度まとまった量の文章が好みなので、以前は非公開で自分のためだけにブログを書いていました。でも公開しても特に困らない内容だと気づいて、場所を移して「自分ち」として再開することにした感じです。
なかなか会えない友人たちへの近況報告としても、こういう場があるといいかなーと。
書くこと書かないこと
そのような経緯でできたサイトなので誰かの役に立てるためのものではありません。話題も雑多です。
「私が読みたい文章を私のために書いただけのやつですけどここに置いとくんで読んでもらってもいっすよ(勝手にいじって汚したりはしないでね)」みたいなスタンスです。
なお、ここでは一般的に読んで楽しめる文章を書きたいので、「推し」の話はたぶんTwitterやPixivでします(ネットスラングやミームは大好きですが、それゆえにこそなるべくハイコンテクストな場でだけ楽しみたい)。
伏字やフェイクも使いたくないので「知り合いが見たら私だとわかるが、たまたまたどり着いた知らない人には個人を特定できない」くらいで、わりとなんでも書くつもりです。
ドメイン名について
古典ギリシャ語でτα ’εις ‘εαυτονと書きます。
マルクス・アウレリウス・アントニヌス『自省録』の原題です。
『自省録』は高校生の頃に出会ってから何度も読み返している、私の行動指針みたいな本です。ストア派なので耳が痛いことばかりですけどね。
τα ’εις ‘εαυτονはthat into himselfみたいな意味だと知ると“自省録”ってなんとも絶妙な日本語題だなと思います。
厳密には再帰代名詞を女性形にしてτα ’εις ‘εαυτην(ta eis heauten)としたいところですが、「なんだったかなーあのブログ」って思い出してもらったときにたどり着きやすいように畏れ多くも原題そのままにしました。すくなくとも私は何度か、そうやって記憶のかなたのウェブサイトに再開できたことがあるので。
ウィキペディアで『自省録』を検索したらこのラテン語表記も出てくるからね。末尾は.xyzだからよろしくね。
サイト名について
とはいえやっぱりローマ皇帝の著作と同じタイトルでものが書けるのは位人臣を極めたような人(ex.中曽根康弘元総理)だと思うんですよ。
※そんくらい『自省録』が私のバイブルだっつう話
一介の私人はわりとしょーもない、仕事とか生産性とかに寄与しないことをたくさん書きたいので、なんかこのふたつ似てんのがおもろいなーと思ってつけました。そんだけ。
そんだけなんですけど、ディオゲネスの逸話については、ある大学の文学部のホームページで「文学とは何をする学問か」という文章に引かれていたのが印象的です。今は全学統一のデザインにリニューアルして消えてしまったようですが、よく覚えています。
いわく、
文学とは白昼の雑踏にカンテラを照らし、真の「人間」を探し求める学問である
と。
かっこいいよね。私も、曲がりなりにも学士(文学)の端くれとして、自分の学んできたことに対してこういう誇りを持っているつもりです。
※文学⊃文芸であって文学≠文芸
でも実際問題、真昼間に灯りは要らんという話もある。あとディオゲネスってだいぶヤバいやつですよね。
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